2013年7月28日日曜日

スプリング・ブレイカーズ


第25回東京国際映画祭にて、観てきました!

オススメ度:
★★★★☆

撮影中に撮られたパパラッチ写真を観てからずっと観たかった作品で、
日本では先行上映なのかな?少し早めに観れるということで楽しみにしていました。


アメリカの大学では、3月下旬に1週間ほどの春休みがあり、学生たちはフロリダなどのリゾート地で羽を伸ばして日焼けして戻ってくるのがお約束で
女子大生がバカ騒ぎの果てに裏社会に入っていくというアメリカのダークサイドを描いたもの。

ハーモニー・コリンの映画は痛々しくて尖ってるイメージがある。
この映画はわりとその点ではソフトだった。
終止快楽が画面いっぱいに広がり、善悪を明確にするわけでもなく
まるで、ドラッグをやっているかのような不思議で幻想的な映画だった。

ヴァネッサ・ハジェンズ、セレナ・ゴメス、アシュリー・ベンソン、レイチェル・コリンという今アメリカでホットな若手女優が
惜しげもなくエロくてビッチな姿を見せてくれる。

おいおい、スプリングブレイクしすぎだろ... と観ているこっちが引くくらい
楽しそうな青春を謳歌しているシーンは今を生きることに全力を尽くして
そして散っていく少女達の儚げな未来を想像させた。

未来と過去が入り交じった構成で、シーンが切り替わるたびに
銃をロードする音が入るのが好きだった。
この先に何が起こるんだろうっていう不安を煽る感じが。

こんなクソみたいな世界で、楽しいこともなく生きていけるか!
そういう若者の爆発した感情の叫びが痛いほど伝わってきた。

ジェームズ・フランコのギャングスターっぷりはやばい。
これまでのフランコでは想像も出来ない、ギャングスターを見事に演じきっていた。

一言でいうと面白かったけど、ラストの唐突さには納得がいかなかった。
ヴァネッサ・ハジェンスはもうビッチの役しか来ないのでは?というくらい
とってもエロくてビッチでした。

一緒に観に行った友達は、何が言いたいのかわかんなかったーと言ってた。
私も分からん。でも好きな映画。

全力尽くして今を生きる彼女を観てるのは楽しかったし、でも切なかったし
憧れでもあったし、一線ひいて観てる自分もいたし
エネルギーに溢れる映画だった。

今まで観たことのないレベルでのはっちゃけぶりに爽快感を感じつつ
現実のことを意識してしまう感覚はトレインスポッティングに似ている。

トレインスポッティングが好きだったら気に入るのかな?
また違った感じだと思うけど。

感想をぐぐったら「ものすごくガラの悪いソフィア・コッポラみたいな映画」と
書いてあって、なるほどと思った。
まさにそんなイメージ。

セレナ・ゴメスが良い子の殻を破った!ということで話題になってるけど
殻を破ったわけではない。彼女は彼女らしい役だった。

全然まとまらない感想だけど...この辺で。

ジェームズ・フランコがピアノで演奏するシーンが切なくて好き。

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